109 ラッサムカレー

メニューの特徴

日本では珍しい“南”インドを代表する豆とトマトのカレー。ライスと相性がよく、スープのようなカレーは、現地では「味噌汁」のような存在。現地と同じようにおかずをつけた定食スタイルで提供している。

 

認証理由

すみだの街で育まれた、人と人との繋がりから生まれた店であると同時に、これまで日本に紹介されていなかったメニューを、日本人の好みに合わせて提供する独創性に新しさがある。

 

区民調査隊コメント

コクのあるカレーで美味しい。お店に入ったとたんに広がるカレーの匂いも食欲をそそる。また、懐かしさの感じる家屋をアレンジした店舗の雰囲気も良い。

 

事業者コメント

スパイスカフェ
伊藤 一城

ラッサムカレーは、南インドの家庭で、広く一般的に食べられています。南インドは米の文化圏。米とよく合うカレーなので、日本で受け入れられると確信しました。ですが、北インドのカレーと異なり、今までラッサムカレーが日本で提供されることはほとんどありませんでした。理由は、肉じゃがが日本料理店で出ないことと似ていて、家庭に溶け込み、当たり前のように食べられ、家ごとに味が違う「家庭料理」だからです。

店で提供するにあたっては、日本人の好みに合わせ、より濃厚に、ご飯が進むように仕上げました。そして、おかずを2品つけて、現地の方がそうするように定食スタイルで召し上がっていただいています。

この店舗は、当時既に空き家になっていた身内所有の木造アパートを、半年かけて自分の手で改装したものです。まだ店舗の立地検討をしていた頃に、建築家やデザイナーの方から、アパートの造りがユニークだと言われたのがきっかけでした。駅から離れていますが、調べてみると立花、京島の町並みや建物を気に入って移り住む芸術家もいるようで、チャンスがあると思いました。

地元、文花には、近所と立ち話の中で様々な相談ができる、気軽で暖かな雰囲気があります。お店を作るにあたっても、壁の塗り方からゴミの捨て方まで教えてもらいました。オープン後も、近所の人に話すと、知り合いを連れて食べに来てくれる近さがあります。

スパイスカフェでは、お客様においしかっただけではなく、楽しかったと思っていただきたいと思っています。オープン時はこの地域に飲食店は珍しいものでしたが、現在は近所でも少しずつ増えています。このような動きが線となり、面となって、街の人々と触れ合う機会が増えてほしいと思います。

 

メニュー情報

ラッサムカレー
 ランチ サラダ、ライス、デザート、コーヒー付き 1,000円
 カフェ/ディナー サラダ、ライス付き 1,000円(税込)

 

店舗・事業者情報

<スパイスカフェ>
平成15(2003)年、伊藤一城氏が生まれ育った文花の地で、身内が所有する古い木造アパートを改装してオープン。リノベーションも仲間の手を借りながら、自ら行った。
伊藤氏は飲食店開業を目標に、3年間で48の国々を巡り、人と街とを繋ぐカフェ開業を志した。その中で、様々な地域で食べられている、「スパイスを使った煮込み料理=カレー」を中心に据えたお店作りを決めた。
毎年2月は1ヵ月間、海外に修行に出ており、戻ると新メニューを発表する。

〒131-0044
東京都墨田区文花1-6-10
電話:03-3613-4020 FAX:03-3613-1228
ウェブサイト:http://www.spicecafe.info
営業時間:ランチ11:45~14:00
カフェ14:00~16:00
ディナー18:00~22:00
定休日:月曜日および第3火曜日、2月全日
※月曜が祝日の場合は営業、翌日休み