137 おせんべいアイス

メニューの特徴

牛乳をベースに手作りした昔ながらのアイスに、細かく砕いたあられを適量入れ、風味を生かしたユニークなメニュー。甘味処の店内で食べられるほか、食べ歩きしたい人は持ち帰ることもできる。

 

認証理由

昔懐かしいアイスクリームに、専門店ならではのあられを入れるという独自性。アイスの甘さに加え、ほんのりとあられの香ばしさが口に広がる和洋融合の味が、現在の消費者に懐かしさと新しさを感じさせる。

 

区民調査隊コメント

ソフトなアイスの中で、細かいあられが湿気ずにカリッとした感蝕を保っており、アイスのまろやかさとあられの香ばしさがうまく溶け合っている。庶民的な味わいは下町の雰囲気にピッタリで、ボリュームもあり、また食べたくなる一品。

 

事業者コメント

両国國技堂
代表取締役
岩佐 浩之
(写真は両国國技堂店長 新井繁樹氏)

大正12(1923)年に祖父が果物屋を創業しました。国技館(回向院の中にあった) が近く、両国は外房・内房への始発駅だったことから、高級フルーツがお土産としてよく売れたのです。しかし、戦後になって果物がスーパーで安く売られたり、またお土産としては重い。そこで、父が昭和50年頃にその代わりとしてあられを売り始めました。

昭和60(1985)年に国技館が両国に戻ってきたのを機に屋号を両国國技堂とし、おせんべいアイスと同様に現在も人気のあんことあられを合体させた商品の販売を始めました。

おせんべいアイスは、店内で甘味処を始めた2年前から販売を始めました。私は両国で育ちましたが、子供の頃に近所でよく食べていた、牛乳で作ったアイスを再現し、そこにあられを入れています。加えるあられは塩、醤油、白醤油の味ですから、入れ方で微妙に味が変わります。さっぱりした中にあられの香ばしさが口に広がるこのアイスは、年配の方にはどこか懐かしい味、若者には新しい味に感じられるのではないでしょうか。あられはすぐ湿気ってしまうので、持ち帰りでも5分以内に召し上がっていただければあられの風味が持続します。

昔はどこの下町にも甘味処がありましたが、最近はすっかり減ってしまいました。相撲見物のお客様から部活帰りの中高生、小さなお子様まで、安心して食べに来ていただいています。

 

メニュー情報

おせんべいアイス
 店内 410円(税込)
 持ち帰り 302円(税込)
※持ち帰り用は最中の皮でアイスを挟み、紙で包んで、スプーンを付けます。

 

店舗・事業者情報

<両国國技堂>
大正12(1923)年に現代表の祖父が果物屋「鈴清」を現在の場所に開業したのがルーツ。昭和50年頃にお土産としてあられの製造・販売を始める。一昨年、甘味処を併設したあられ販売店としてリニューアルした。
俵のあられの中にあんこを詰めた「あんこあられ」が主力商品で、相撲部屋の地方巡業のお土産にもよく利用される。大相撲グッズも販売。

〒130-0026
東京都墨田区両国2-17-3
電話:03-3631-3856 FAX:03-3632-6367
営業時間:10:00~20:00
定休日:不定休