001 錺かんざし

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商品の特徴

創業から四代にわたって続くかんざし職人が生み出す錺(かざり)かんざし。江戸時代から引き継がれた技術にアレンジを加え続けている。ビラかんざし、平打ちかんざし、束ねかんざし等の種類があり、舞台用の他、一般用、現代の髪型に合わせた長さのものもある。

 

認証理由

一瞬で目を奪うあでやかさは、現代の美意識にも強く訴求する点を評価。

 

審査委員コメント

日本を代表する「美」のひとつだと思う。
日本髪を結える人が、これから増えることは考えにくいので、現代マーケットを見据えた工夫が必要である。しかしながら、工夫は可能なのでないか。

 

事業者コメント

かざり工芸三浦
四代目
三浦孝之

錺(かざり)という字は、金属で作った飾り物全般を指し、「錺かんざし」は、金属製のかんざし全体を表す言葉です。動植物などをテーマにして作ります。
大半は、歌舞伎やお芝居、日本舞踊の公演などで使用され、NHKの「龍馬伝」で使用されたかんざしも、一部制作しました。一般用は少し小ぶりで、中には、かんざし・帯留め・ペンダント・ブローチの4通りの使い方ができる工夫をしたものもあり、新たなチャレンジもしています。 かんざしは魔を払う力を持つ自然の草花をかたどったのが始まりで、日本の豊かな情景を思い浮かべられるような季節もの、縁起もの、洒落のきいたものなど、ひとつひとつに物語りがあります。つくるときは、花が本物のように咲いて見えるか、蝶やトンボが今にも飛び立つように見えるか、風合いにこだわっています。
他に伝統的な錺かんざしをつくる人がいないなか、一般的アクセサリーとは異なる、伝統的美しさを絶やさない必要を感じています。かんざしは、卖に髪を飾るだけではなく、想いを受け継いでいくためのものです。親子3代で楽しみ、100年間、「いわれ」とともに引き継いでほしいと思っています。また、今後、すみだを訪れた人に、かんざしを通じて、このようなものがあったのかという新たな発見や、ものづくり、なつかしさ、ぬくもりも感じてもらいたいと思っています。

 

商品情報

錺かんざしとは、金属の板や線を糸ノコで切り、ヤスリ掛け、彫り、打ち出し、ロウ付け(溶接)などの、技巧を凝らして作り上げるかんざし。動植物や歳時記をとおした粋なもの、縁起を担ぐ意匠などを細工のモチーフとする。 写真左より、桜びら簪(舞台用)、桜びら簪(一般用)、菊水に蝶びら簪(舞台用)、銀製・流水に鯉簪(一般用)、月に雁簪(舞台用)、銀製・心に鍵簪(一般用)。日本髪用4,3200円~、一般用3,888円~(いずれも税込)。

 

事業者情報

<かざり工芸三浦>
4代続く、かんざし職人の工房。4代目の三浦孝之(たかし)氏は昭和42年生まれで、グラフィック・デザインの道から転身して、家業を継いだ。すみだマイスター、東京都青年優秀技能知事賞受賞。墨田区伝統工芸保存会会員でもある。

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