053 e-glass

商品の特徴

土壌水銀汚染の原因である廃棄蛍光灯の硝子を、高度な水銀除去処理で安全化した原料でリサイクル活用する、グラス初のエコマーク認定商品。熟練の職人の伝統的技法による手作りで、高いデザイン性がある。メディア等を通じMADE IN SUMIDAをアピールできる商品。

 

認証理由

伝統的ガラス製法で、環境問題に取り組んだ先進性と、デザイン性、すみだ産を前面に出している点も評価される。

 

審査委員コメント

繊細な薄さと優美な曲線を描くグラスとして、日常生活に豊かさをもたらしてくれるデザイン。精巧な手仕事を真摯に行う日本のもの作りの姿勢が表現されている一品だ。廃棄蛍光灯の硝子をリサイクル利用し、グラス類で初めてエコマーク認定を受けた点を、もっとアピールして良いと思う。

 

事業者コメント

松徳硝子株式会社
代表取締役
村松邦男

「e-glass」は、廃棄蛍光管のリサイクルという現代の課題に、吹きガラスという伝統技術で1つの回答を示したものです。
日本では年間約4億本の廃棄蛍光灯の8割以上が埋め立てられ、約4トンの水銀が土壌に溶け出しているそうです。
「e-glass」は、蛍光灯の水銀と発光体、金属とガラス等をきちんと分離し再利用した原料を使って、江戸硝子伝統工芸士や、すみだマイスターが、1つずつ手作りで、安全で環境にやさしいグラスに仕上げています。
こうしたこだわりはありますが、ただリサイクル性だけに注目されるのではなく、普通の商品としてよいので買ってみたら、リサイクル・ガラスだった、というのが理想です。
ガラス製造は隅田川の水運利用で始まった地場産業で、当社は祖父の代に、白熱電球用ガラス製造から始まりました。今はガラス食器などに転換していますが、ヒット商品「うすはり」は、電球の製造技術をグラスなどに応用したもの。そういう工場が蛍光管のリサイクルによる商品作りを手掛けています。
墨田区で出た廃棄蛍光管は、墨田区内で処理できるよう、この「e-glass」が呼び水になればと願っています。今後は、カーボンオフセットやグリーン電力にも取り組んでいきたいと思っています。

 

商品情報

[Dewシリーズ] オールド1,404〜1,836円、タンブラー1,728〜2,160円
[丸シリーズ] オールド1,188〜1,404円、タンブラー1,188〜1,404円
[その他] 白瑠璃盃2,160円、花器・蚊遣り3,780円(以上全て税込)

 

事業者情報

<松徳硝子株式会社>
大正11年(1922年)に東京市本所区中之郷瓦町に丸佐バルブ製造所として、主に電球用ガラスの製造を開始。その後、現在地(東京都墨田区錦糸)に移転し、ガラス食器、工芸ガラスの製造を始めた。 昭和33年(1958年)に社名を「松徳硝子株式会社」に変更し、電球用ガラスで培ったノウハウを活かして「うすはりグラス」を世に送りだすに至った。平成15年(2003年)には、ニューヨークのギフトフェアでアクセントオンデザイン ベストプロダクト賞を受賞し、国内外から高い評価を得た。 その後、同社では新たな取り組みとして、平成17年(2005年)には廃棄蛍光管をリサイクルした「e-glass」を発表した。

本社工場/ショールーム
〒130-0013
東京都墨田区錦糸4-10-4
電話:03-3625-3511 FAX:03-3625-0083
ウェブサイト:http://www.stglass.co.jp