055 江戸切子「粋と技シリーズ」

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商品の特徴

職人が施す江戸切子の技を、現代的なデザインに生かしたオールドグラス。

 

認証理由

赤と黒の色使いに、海外市場を意識した配慮が見られ、すみだの技術で世界市場に展開する気概が感じられる。江戸時代からすみだで続く江戸切子の技術を職人が継承し、手作業での生産を続けている点も評価される。

 

審査委員コメント

口元の力強いラインと整然と配された伝統紋様、江戸の粋な女と男を連想させる紅色と黒、確かな伝統技法に裏付けられたクオリティ、伝統工芸がデザインによりモダンな商品へと昇華した好事例ではないでしょうか?

 

事業者コメント

有限会社ヒロタグラスクラフト
社長
廣田達夫

江戸切子の基本となる色は赤と藍です。新たに技術開発を行い、黒色を完成させることができたため、素材としてのよさを活かした商品開発に取り組みました。そうして出来上がったのが、日本の代表的な紋様をシンプルに取り入れたグラスでした。
赤と黒という配色は、海外を意識しています。スタンダールの小説のタイトルにもなっているように、「赤と黒」の色の組合せは、欧米が受け入れやすいものです。江戸切子のよさを残しつつ、海外にも展開できるベーシックなものに仕上げました。市松紋は、シンプルに見えますが、真似できない技です。市松の柄をぴったり合わせるのが非常に難しい。また、六角籠目紋をグラスの底に施したデザインは新しいものです。側面と目がつながっています。亀甲紋も、日本のスタンダードなカットです。
区の3M運動に参加し、当社が運営する「すみだ江戸切子館」は工房ショップの認定を受けています。これは、江戸切子のよさをしっかり伝え、伝統工芸を育てて拡大していくために、ただの小売店ではなく、ものを作っているところを見せながら販売していきたいと考えたからです。江戸切子館では、ワークショップを実施しており、修学旅行生から外国人まで、様々な方に江戸切子体験をしていただいています。
江戸切子は高価な商品ですが、結婚式や引越しなどの際のギフトとして、末永く使っていただきたいと思っています。

 

商品情報

オールドグラス3種2色各16,200円、ミニオールドグラス3種2色各10,800円
以上全て税込み

 

事業者情報

<有限会社ヒロタグラスクラフト>
他のガラス製品に比べると、江戸切子は流通から生産までのサイクルが全く異なる。この伝統工芸を育てて広げていくために、従来とは別のアプローチを行い、若い職人を育てていくことが必要と考え、廣田硝子株式会社と分けて平成16年(2004年)創業。
すみだ工房ショップに認定された、「すみだ江戸切子館」を運営している。
すみだ地域ブランド戦略平成21年度「ものづくりコラボレーション」事業に参加。

店舗
〒130-0012
東京都墨田区太平2-10-9
電話・FAX:03-3623-4148
ウェブサイト:http://www.edokiriko.net