58 東京復刻ガラス「BRUNCH」シリーズ

商品の特徴

薄いコップにカットを入れた繊細な商品。1950年代頃のカット技術にチャレンジすることで生まれた。長く続く硝子屋としてのバックボーンがある廣田硝子だから復刻できた商品。

 

認証理由

歴史のある企業だからこそ持つ技術力で商品を復刻しただけでなく、繊細さを表現して、現代の生活にあう商品として蘇らせた点。

 

審査委員コメント

廣田硝子の新境地で、昨年度のブランド認証を経て、さらに磨きをかけた商品を審査に図ってきている。
次の展開も楽しみにさせる商品である。

 

事業者コメント

廣田硝子株式会社
代表取締役社長
廣田 達朗

商品開発のきっかけは、昔、カタログを作るために作った版木が会社の倉庫に眠っているのを発見したことです。弊社は歴史のある会社ですが、その伝統を裏付ける象徴的な商品がありませんでした。歴史ある商品であるからこそ、見つかったこの版木を活用して、商品展開を行うために、平成22年度のものづくりコラボレーション事業に参加して、橘田洋子氏と組みました。

東京復刻ガラス「BRUNCH」シリーズは、昭和初期から欧米諸国に輸出していた多くの商品の中から、今の生活に使いやすい商品をセレクトして復刻しました。単に復刻するだけでなく、PRツールも一緒に開発して、当時の雰囲気を伝える工夫をしています。

カタログ用の版木は残っていましたが、商品自体は残っていなかったため、版木から読み取れない柄は想像して復刻するしかありませんでした。また、薄いコップにカットを入れるのは非常に難しく、割れてしまって、ロスがたくさんでます。ですが現物を残すことで、昔は作ることができた技術を次世代に伝えるために、完成させました。

昔のガラス製品にはアナログな部分が多く、様々な形があり、現代以上によい商品がたくさんあります。このシリーズは繊細さが魅力となっており、昔からあった技術でできていることを知ってもらいたいと思っています。決して安いものではありませんが、昔の人たちもこうしたガラス製品を使っていたのだと感じて、楽しんでいただければと思います。

 

商品情報

東京復刻ガラス「BRUNCH」シリーズ(千本/格子/星/バラ/稲束/蒲鉾)10oz=4,104円/5oz=3,780円/2oz=3,240円(税込)
※墨田区の平成22年度「ものづくりコラボレーション事業」(コラボレーター:橘田 洋子氏)から生まれた商品。

 

事業者情報

<廣田硝子株式会社>
明治32(1899)年創業。従業員数8名。今年で創業112年目を迎える。
墨田区の太平に工場があった当時、アメなどの駄菓子を入れる容器やランプのほや等を生産していた。その後、生産に関連した商品にシフトしていった。

〒130-0013
東京都墨田区錦糸2-6-5
電話:03-3623-4145 FAX:03-3623-8892
ウェブサイト:http://hirota-glass.co.jp