環境にやさしいシンプルな美しさ

e-glass花器・蚊やり(エコマーク認定ガラス)

[松徳硝子株式会社] 

「うすはりグラス」で広く知られる松徳硝子は、1922年(大正11年)に東京市本所区中之郷瓦町に丸佐バルブ製造所として、主に電球用ガラスの製造を開始。その後、現在地(東京都墨田区錦糸)に移転し、ガラス食器、工芸ガラスの製造を始めた。
1958(昭和33)年に社名を「松徳硝子株式会社」に変更し、電球用ガラスで培ったノウハウを活かして「うすはりグラス」を世に送りだすに至った。2003(平成15)年には、ニューヨークのギフトフェアでアクセントオンデザイン ベストプロダクト賞を受賞し、国内外から高い評価を得た。
その後、同社では新たな取り組みとして、2005(平成17)年には廃棄蛍光管をリサイクルした「e-glass」を発表。第一回伝統的工芸品チャレンジ大賞で大賞・都知事賞を受賞し、2006(平成18)年グラスとしては、日本初のエコマーク商品に認定。また、クリスタルガラスは、一般的に酸化鉛が含まれているが、同社では製造工程で発生する水質汚染問題に考慮して2006年より無鉛クリスタルに変換した。
この花器・蚊やりは、そうした取り組みの成果である。現在国内では、年間4億本の蛍光管が廃棄され、その85%以上が埋め立て処理され土壌の水銀汚染化が懸念されているが、この商品では、完全水銀無害化処理された再生ガラスを使うことで、安全で環境にやさしいグラスを製造可能となり、また、リサイクルガラス特有の色や小さな気泡もあえて取り除かず、温かみあるデザインとして生かしている。制作は、江戸硝子伝統工芸士、及びすみだマイスターにより、手作りでひとつひとつ行われている。
時代の要請に応えた意欲的なものづくりであるとともに、花器と蚊やりの二種の使い方ができるように考え抜かれたシンプルなデザインが、蚊やりが活躍する季節にもぴったりの涼しげな美しさを実現している。

編集長コメント:
デザイン性、環境意識を高めた上で、伝統的な製品の命脈を保とうとする試みが成功している。(サライ・河内編集長)

● 商品情報
口径156mm ×高さ 65mm 3,780円(税込)

● 企業情報
<松徳硝子株式会社>
本社工場/ショールーム
〒130-0013 東京都墨田区錦糸4-10-4 電話:03-3625-3511
ウェブサイト:http://www.stglass.co.jp/