すみだセレクション

「最高の」足袋屋さん

足袋

[向島めうがや] 

1867(慶応3)年創業の老舗足袋店。5代目主人の石井芳和氏(すみだマイスター)は、呉服屋修業、会社勤務を経て、20代後半に足袋職人に。足にフィットする足袋のファンが多く、地方からの注文も多い。同店は、「工房ショップ」に認定されている。
「最高の足袋屋さん」との評価を得ているのは、誂え(オーダー)の場合、そこまで測るのかという本当に丁寧な作りから。
比較的気軽に購入できる既製品もよいが、特に職人技の本領が発揮されるのは、誂え(オーダーメイド)で作る場合。最初に足幅や爪の長さなど20項目以上の採寸をして型紙を作成。生地を裁断して縫製する際は、特に、つま先にギャザーを作りながら、生地を底に縫い付けるのが、最も神経を使うとのこと。まず1足を試作して、履き心地を確認し、OKならば、残りの5足を製作する。ことに、素材と形だけで評価される白足袋でお客様に満足していただくことが、職人の心意気とか。
美しい仕上がりと履き心地に、ご主人の技と心意気が映える。工房に、全国のファンの型紙がストックされているのも当然だろう。ぜひ、ここで足袋をそろえ、和服で向島をそぞろ歩いてみたいもの。

編集長コメント:
たくさんの足袋屋さんとおつきあいがあるが、向島めうがやさんは、最高の足袋屋さんだと思う。(婦人画報・出口編集長)
みごとな職人技が、芸術になりうるということを証明した。完成度の高さに、唸らされる。(PEN・安藤編集長)

● 商品情報
<白足袋>4枚こはぜ 21.0cm〜24.5cm 3,360円(消費税込)
<柄足袋>4枚こはぜ 22.0cm〜24.5cm 4,300円(消費税込)
白足袋・柄足袋とも、誂え(オーダーメイド)の場合は、新規の際の型代 10,500円(消費税込)が必要で、1足あたり上記の1,000円増しで、6足から。

● 企業情報
<向島めうがや>
〒131-0033 東京都墨田区向島5-27-16 営業時間:月〜土曜日(日祝祭日を除く)9:00〜18:00
電話:03-3626-1413