004 江戸小紋着尺(鮫小紋)・訪問着(鮫柄)

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商品の特徴

江戸の「粋」の文化を現代に伝え、時代を超えて今なお新しさを感じさせる江戸小紋の代表的商品である着尺「鮫小紋」と訪問着「鮫柄」。

 

認証理由

江戸小紋染は、伝統工芸でありながら、現代においても新鮮なデザインであり、それを染め付ける伝統の職人技は素晴らしい。
企業としても江戸小紋の型紙をパソコンでデータ化して保存し、色のバリエーションなどを染め付ける前に顧客に見てもらえるシステム作りに取組むなど、新しい試みにも積極的である点も評価できる。

 

審査委員コメント

「粋」とは何か。この江戸小紋をみていると、その答えが全てあるように思う。控え目でありながら濃密、繊細にして端正なその姿は見るものを引きつけずにはいない。まさに江戸の心が、今に生きるモダニティを感ぜずにはいられない。

 

事業者コメント

有限会社大松染工場
代表取締役
中條隆一

江戸小紋は、もともと贅沢を禁止された時代に、一見地味な色目でも、実は非常に複雑な模様をさりげなく楽しむということから発達したものです。
代表的な柄として、三役、四役といわれるものがあります。鮫小紋、角通し、行儀が三役と言われる柄で、これに毛万と言われる縞柄を加えて、四役とも言います。特に鮫小紋は紀州徳川家の裃の柄から来ており、最も人気のある代表的な文様です。一つ持っていれば冠婚葬祭全部が済みます。
さりげなく粋なだけでなく、柄そのものにメッセージを加えたいわれ柄というものもあります。例えばうなぎつなぎという柄は、「恨みつらみ」という言葉を隠したものです。
父が集めた江戸時代の型紙や生地の見本などもあり、それを見ながら、日々精進しています。
また当社では、小紋の型紙をパソコンでデータ化し、後世に残すことにも取組んでいます。データは1万以上あります。
江戸小紋は、着ると元気になります。お客様の中にも、着物を着て、帯をピシッと締めると、気分が引き締まる、とおっしゃる方もあります。
実際、例えば南天の柄は魔よけとして病気や厄災をさける意味もあって着られたと言われています。
今回認証されたことを励みにこれからも頑張ります。

 

商品情報

江戸小紋着尺「鮫小紋」 小 324,000円、中・大 194,400円
訪問着「鮫柄」 小 378,000円
(以上税込)

 

事業者情報

<有限会社大松染工場>
昭和10年(1935年)10月創業(先代 故 中條福松氏により絹布型染業)
昭和27年(1952年) 1月23日 有限会社大松染工場開業
昭和41年(1966年) 代表取締役 2代目中條隆一氏就任
伝統染技術の江戸小紋染、江戸更紗染、皮革類への染応用技術を用いた製品の製造販売

〒131-0041
東京都墨田区八広2-26-9
電話:03-3611-5019 FAX:03-3611-3533
ウェブサイト:http://edokomon-daimatsu.com
すみだマイスターに認定されるとともに、すみだ工房ショップ(店舗で直接販売開始)、小さな博物館「江戸小紋博物館」を併設し、墨田区が推進する3M運動へも積極的に参加している。