05 御誂え足袋

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商品の特徴

顧客別に型紙を起こして手作りする、お誂えの白足袋や柄足袋など。顧客との対話で好みや性格を読み取り、足袋のきつさや形等を調整。詳細な採寸、左右の足で異なる型紙づくりから始まる約20の工程をすべて手作業で行う。顧客の足や癖、用途を踏まえて微調整しながら仕上げ、6足組みの1足で試用してもらう。再調整にも応じ、6足を完成。型紙は保存される。

 

認証理由

既製品にはない、顧客一人ひとりとの対話による心使いある「誂え」のシステムと、職人のものづくりへのこだわりが、現代だからこそ高く評価できる。

 

審査委員コメント

江戸の「粋」なきこなしの象徴とは? それは足にぴったりと吸い付くように誂えられた細身の足袋。たとえ少々窮屈でも、白足袋にたるみなどあっては野暮なのである。江戸人の美学とも言うべきお誂え足袋の代名詞、向島めうがやは丹念な採寸から全行程を手作りで仕立て上げ、最初に収めた一足が洗濯を経て顧客の足にフィットした具合を必ず確認するという。フルオーダーの足袋屋さんが全国でも珍しくなっている現在、めうがやを支える向島という粋筋の街のふところを感じる。

 

事業者コメント

向島めうがや
五代目店主
石井芳和

お客様の話を伺い、性格や使い方を考えて作ります。お顔は忘れても、足の形はいつも頭にあり、爪の向きまで考え調整します。履きたい足袋の強いイメージをお持ちのお客様からの注文は、難しい仕事にトライすることでゾクゾクし、職人としてやりがいがあります。それで喜んでいただけたら、こんなにうれしいことはありません。一日中足袋のことを考えているので、足袋は自分そのもののようです。
長持ちする方法等もお伝えするようにしており、量産の足袋ではできないことも大切にしています。
足が不自由な方には足袋がサポーターになると言われたことがありますが、機会があればそのような分野にも挑戦したいと思います。
本店から暖簾分けで店を開いて140年以上。ガラス張りで見やすいのが昔からの足袋屋で、外からは作っているのがわかりお客様に安心してもらうことができ、内からは例えば顔見知りの芸者さんが来ると、注文の品を用意し待たせないで済むようになっています。
すみだは、他の業種の職人さんも多く、相談に乗っていただいたりもできる、ありがたい土地柄です。すみだブランド認証によって、区のPRに役立てればと思っています。

 

商品情報

誂え初回のみ:型紙代10,800円が別途必要で、6足から注文。
1足価格:<白足袋> 4枚こはぜ、21.0cm~24.5cmは4,752円、25.0~26.0cmは4,968円。 <柄足袋>5,508円~(全て税込)
※布在庫多数あり。
※上記のフル・オーダーとは別に、既製の型紙を修正して仕立てるイージー・オーダーもあり。

 

事業者情報

<向島めうがや>
慶応3 年(1867年)創業の老舗足袋店。5代目主人の石井芳和氏(すみだマイスター)は、呉服屋修業、会社勤務を経て、20代後半に足袋職人に。足にフィットする足袋のファンが多く、全国からの注文も多数よせられる。同店は、すみだ工房ショップに認定されている。

〒131-0033
東京都墨田区向島5-27-16
営業時間:月~土曜日(日祝祭日を除く)9:00~18:00
電話・ FAX :03-3626-1413