032 IKIJI ポロシャツ、パーカー、ベスト

商品の特徴

大手ブランド向けOEMで鍛えた、高い技術を持つファッションと生活雑貨のメーカー集団によるファクトリー・ブランド「IKIJI」。各々に洒落た意味がある江戸の小紋柄等を現代風にアレンジする等、「下町の粋・江戸の粋・事(こと)」を基本コンセプトに商品を展開している。

 

認証理由

職人の技を生かす高品質に「心意気」を見せながら、浮世絵師兼戯作者・山東京伝作の「面(つら)の皮梅」のブランド・マークや、洒落の効いた小紋などを発掘・リデザインし、江戸の「遊び心」ある文化やライフスタイルを現代に提案している。メッセージ性を備えた確かな商品力が評価される。

 

審査委員コメント

品質の高さを前提に、すみだ発で江戸文化をモチーフにした点が面白い。山東京伝などの由来を明確に伝えることが大切である。ブランド・マークをどこまでデザインに生かすことができるか興味深い。

 

事業者コメント

精巧株式会社
代表取締役社長
近江 誠氏(中)
株式会社テルタデザインラボ
代表取締役社長
照田 収三氏(右)
専務取締役
照田 晃司氏(左)

「IKIJI」を立ち上げたのは、江戸の文化を現代に生かしたかったからです。渡辺京二氏が幕末から明治に日本を訪れた外国人の日記をもとに著した「逝きし世の面影」にあるように、江戸には、人が助け合いながら、暮らしを楽しむ心のゆとりがありました。 「江戸っ子は宵越しの銭はもたない」というのは単なる粋がりと思われていますが、実はお金が無くても、子供も年寄りも周りが助けて生きていけるという、絆のある社会だったことを意味しています。そんな情緒あふれる江戸の文化を「IKIJI」を通じて伝えていきます。

江戸小紋は、「外食する時に、大根おろしを食べれば、おなかをこわさない」から、「大根とおろし金」の組み合わせの紋を着ていく等、機知とユーモアがあふれています。江戸の旦那衆が遊びに出る時に着た柄です。また、「面の皮梅」の作者・山東京伝の墓は墨田区の回向院にありますが、彼に代表される洒落のセンスが下町を中心に豊かにあったのです。

品質の面でいえば、参加各社は、長年高度な技術を蓄積してきた、各分野で力のある企業ばかりです。例えば株式会社テルタデザインラボでは、保存してきたニットの編み地パターン3~4000種のデータを活用しています。そんな職人の技術や経験があるからこそ、江戸の豊かさを表現することができるのです。

江戸時代から日用品全般を作り続けてきたすみだから、この地にちなんだ江戸の文化をモダンにアレンジして、世界に発信していきたいと考えています。
(写真は、「面の皮梅」型の特注ボタン)

 

商品情報

ポロシャツ(半袖) 8,424円 精巧株式会社
パーカー 8,424円 株式会社テルタデザインラボ
ベスト 19,440円 株式会社テルタデザインラボ

 

事業者情報

<IKIJI(イキジ)
大手ブランド向け高級OEM商品を製造してきた以下の2メーカーと、同じく革製品メーカーの株式会社二宮五郎商店が立ち上げたファクトリーブランド事業の名称。

IKIJIウェブサイト:http://ikiji.jp/

<精巧株式会社>
カットソー・ニット衣料品の製造・販売。1950年創業。

〒130-0021
東京都墨田区緑1-13-14
電話:03-3634-6431 FAX:03-3633-1851
ウェブサイト:http://www.seiko-co.co.jp/

<株式会社テルタデザインラボ>
ニット製品の製造・販売。1924年創業。

〒130-0023
東京都墨田区立川3-15-1
電話:03-3634-4611 FAX:03-3634-4614
ウェブサイト:http://teruta.com/