034 風琴マチシリーズ

商品の特徴

日本独自の技法である“風琴マチ”と呼ばれるアコーディオンの蛇腹のようなマチを使うことで、お札や名刺の出し入れがしやすい長財布と名刺入れ。国際規格エコテックス100の革を使用している。

 

認証理由

“風琴マチ”という一部の職人のみが継承してきた伝統技法を活かすことで、機能的に優れた、かつ美しいシルエットの革製品。エコテックス100の革を使用している点もエコロジーの観点から高く評価したい。

 

審査委員コメント

風琴マチを初めて知ったが、本当に日本らしい細やかな技法である。地味だが、ユーザビリティ(使いやすさ)の観点からすばらしいアプローチであり、職人の高い技術が成果に結びついている。

 

事業者コメント

株式会社 二宮五郎商店
代表取締役
二宮 眞一

60年以上墨田のこの場所で仕事をしていますが、当社では風琴マチという技法を創業時から継承してきました。風琴とはアコーディオンのことで、マチがその蛇腹のように見えることから、この名がつきました。

一般的にマチ(お札や名刺を入れる部分の厚みを出すために脇に付けられたパーツ)は、内側に折込まれて作られています。マチが中に折込まれているため、お札や名刺を出し入れする時に角が引っかかったり、折れたりしやすいのです。この点、風琴マチは外に畳まれるので、製品の幅が同じでも出し入れがしやすく、お札や名刺が傷むこともありません。

この技法は、折り紙から生まれた日本独自の技法です。作るためには精密な型紙が必要で、直線の間隔を均等に保つ手わざも求められます。職人の細やかな神経と高度な技術があって初めて、優れた機能性と美しいシルエットを併せ持つ長財布や名刺入れが出来上がるのです。当社には22歳から75歳の職人がいますが、誰もがすべての工程を一人でこなせ、量産を可能にしています。

使用している革はエコテックス100仕様です。エコテックス100は、欧州を中心に世界24ヵ国の試験研究機関で構成するエコテックス国際共同体が定めた、繊維製品等に対する国際的な安全基準。環境負荷の低減は、当社の基本ポリシーです。

東京スカイツリー®開業を前に、自社内にファクトリーストアをオープンしました。多くのお客様に当社の商品を手に取って頂ければと期待しています。

 

商品情報

風琴マチシリーズ(エコテックス100)
 長財布 19,440円~64,800円(税込)
 名刺入れ 8,640円~32,400円(税込)
※自社ファクトリーストア、インターコンチネンタルホテル、ライトアップショッピングクラブ等の通販にて販売。

 

事業者情報

<株式会社 二宮五郎商店>
昭和21(1946)年、先代の二宮五郎氏が墨田区東向島に革の販売業者として設立。シチズン時計の革バンドをきっかけに革製品の製造を開始する。航空会社のバッグをはじめ、高級ブランド等へのOEM(相手先ブランドによる生産)を行う一方、自社ブランドのかばんや財布を開発し、東急ハンズや百貨店等と直接取引を行っている。
墨田区「ものづくり企業大賞2008」受賞。すみだマイスター認定(赤羽弘工場長)。

〒131-0032
東京都墨田区東向島3-30-8
電話:03-3610-2038 FAX:03-3610-2039
ウェブサイト:http://www.nino.co.jp